委員長挨拶

産総研労組は第20期を迎えました。つまり、今年は産総研労組が発足してから20年目の節目の年にあたります。その間、産総研や産総研の職員、あるいは、日本の労働者全般を取り巻く環境は目まぐるしく変わってきました。

産総研の組織の改変、非公務員型への転換、国の科学技術政策に充てる予算の削減、過重労働により心身の健康を損なう人の増加とその対策、不安定な非正規雇用で働く人の増加とその対策、年金受給開始年齢の引き上げに伴う定年後の再雇用制度導入等、それらに産総研労組は全力で取り組んできており、一部では成果も上げてきました。さらに今後、産総研では運営費交付金の削減に加えて施設の老朽化対策が大きな問題となるでしょうし、国では定年延長の議論が進んでいます。どれもわたしたち産総研で働く者にとって決して見過ごすことのできない問題です。

産総研労組はこれらの問題に取り組み、より働きやすい職場づくりに貢献していきたいと思います。

産総研労組本部第20期執行委員長 福山康弘

Posted by aistwu-20